観光ルート:仏像めぐり<洛南>(ぶつぞうめぐり)

内容概要

京都のシンボル・五重塔のある東寺に、平安時代初期を代表する仏像が数多く伝えられていることは意外と知られていないようだ。講堂には密教浄土の世界を立体的に表した21体の仏像群が荘厳と佇立(ちょりつ)する。堂内には神秘的な空気と厳しさが漂い、殊に五大明王や四天王像は迫り来るような力強さに満ちている。城南宮でバスを降りて東へ歩いて行くと、近衛天皇陵の多宝塔を包む森がある。塔の北に位置する安楽寿院は、鳥羽離宮ゆかりの地に建つ。本堂に安置する阿弥陀如来坐像は、鳥羽上皇の念持仏と伝わる小振りの気品のある像で、胸に卍が刻まれているのが特徴だ。気をつけないと通り過ぎてしまいそうな欣浄寺には、伏見大仏と呼ばれる巨像がある。堂々たる風格を具え、像高は5.3mにも及ぶ。像は全体に黒味がかっているため、白い眼と唇の朱の鮮かさが印象に残る。最後に訪れるのは日野の法界寺である。国宝の阿弥陀如来像は、宇治平等院の像と並び称される定朝様の代表作だが、こちらの方がより肉付きが豊かで優しさを感じさせる。優美な堂内で穏やかな慈顔を拝していると、一時王朝貴族の栄華を髣髴できるかも知れない。

観光ルート路線リスト

徒歩1分

東寺(教王護国寺)

徒歩1分

市バス 10分

徒歩15分

安楽寿院

徒歩5分

近鉄京都線 2分

徒歩10分

欣浄寺

徒歩5分

京阪電車 14分

京阪バス 7分

徒歩15分

法界寺

徒歩15分