葵祭 平成30年5月15日(火) 雨天順延(当日早朝判断)

 平安時代の女流文学『源氏物語』や『枕草子』にも登場した葵祭(賀茂祭)は、上賀茂神社と下鴨神社の例祭で、優雅な王朝風俗の行列で知られています。その昔、6世紀半ばに起こった飢饉をきっかけに欽明天皇によって始められました。祭の名は、御所車、勅使、供奉者の衣冠など、全てを葵の葉で飾ったことに由来します。
 祭の見どころは、天皇からの使者・勅使が上賀茂、下鴨の両神社に参向する道中の「路頭の儀」。近衛使(勅使代)をはじめ検非違使、内蔵使、山城使、牛車、風流傘、斎王代など、いにしえの姿そのままに馬36頭、牛4頭、500余名の行列が京都御所建礼門前より出発し、王朝絵巻さながらに行われ、祇園祭、時代祭とともに京の三大祭に数えられています。

行列のあらまし

祭の行列は5つあり、勅使列(本列)と斎王代列(女人列)の、大きく2つに分かれています。

勅使列(本列)

勅使列(本列)その1 勅使列(本列)その2 勅使列(本列)その3
警護の列 乗尻(のりじり) 検非違使志(けびいしのさかん) 検非違使尉(けびいしのじょう) 山城使(やましろつかい) 天皇からのお供え物の列 御幣櫃(ごへいびつ) 内蔵寮史生(くらりょうのししょう) 馬寮使(めりょうつかい) 御馬(おうま) 牛車(ぎっしゃ) 勅使列 和琴(わごん) 舞人(まいびど) 近衛使(このえづかい) 風流傘(ふりゅうがさ) 勅使のお供の列 陪従(べいじゅう) 内蔵使(くらつかい) 風流傘(ふりゅうがさ)

斎王代列(女人列/にょにんれつ)

斎王代列
斎王代列 命婦(みょうぶ) 女嬬(にょじゅ) 童女(わらわめ) 斎王代(さいおうだい) 釆女(うねめ) 騎女(むなのりおんな) 内侍(ないし) 女別当(おんなべっとう) 蔵人所陪従 (くろうどどころべいじゅう) 牛車(ぎっしゃ)

巡行図

巡行図
 

有料観覧席

料金/1席2,700円 全席指定・パンフレット付
「英語解説付席」(京都御苑のみ)「葵祭まなび席」「葵祭ロイヤルシート」(いずれも京都御苑のみ、2018年新設)も有ります。
販売時期 平成30年4月3日(火)より販売開始
※「葵祭ロイヤルシート」は4月2日(月)より販売開始
販売箇所 店頭販売 ◯全国のコンビニエンスストア(一部発券手数料要)
◯JTB・近畿日本ツーリスト・日本旅行の各支店
◯京都総合観光案内所「京なび」(JR京都駅2F)
◯京都市河原町三条観光情報コーナー(京都朝日会館1F)
インターネット販売 ◯楽天チケット(発券手数料要)
○旅の発見(配送料要)
○チケ探(発券手数料要)
料金や販売箇所についての詳細は京都市観光協会HPにてご確認ください。
※売切の際はご容赦ください。

お問合せ/京都市観光協会  電話 075-213-1717(10時〜18時)
葵祭HP  https://www.kyokanko.or.jp/aoi/

葵祭の前儀

上賀茂神社と下鴨神社にてさまざまな祭儀が執り行われます。

上賀茂神社の祭儀

上賀茂神社
075-781-0011
市バス 4「上賀茂神社前」

賀茂競馬足汰式

5月1日(火)13時頃 賀茂競馬足汰式(かもくらべうまあしぞろえしき)

 5日の賀茂競馬に先立ち、馬の年齢、遅速を実際に見て、組合せを決定するものです。烏帽子に浄衣の装束で騎乗し、本格的に馬にムチを入れ試走する姿は迫力があります。

斎王代禊の儀

5月4日(金・祝)10時〜 斎王代禊の儀(さいおうだいみそぎのぎ)

 行列の中心となるヒロインの斎王代には市内の未婚の女性が選ばれ、斎王代と女人たちが、身を清める儀式。雅楽が流れる中、十二単に小忌衣をつけた斎王代、女別当など50余名の女人列が進む様は雅な王朝絵巻を彷彿させます。
※上賀茂神社、下鴨神社の両社が毎年交互に斎行

賀茂競馬

5月5日(土・祝)10時〜 賀茂競馬(かもくらべうま)

 寛治7年(1093年)に宮中で行われていたものを、神社に奉納されて以来続いている神事です。競馬会の儀が13時から行われ、境内の馬場で速さを競う左右の馬の競駈(きょうち)は14時頃より始まります。その壮観な様子は、『徒然草』等にも書かれました。賀茂競馬は現在、京都市登録無形民俗文化財に登録されています。

下鴨神社の祭儀

下鴨神社
075-781-0010
市バス205「下鴨神社前」

流鏑馬神事

5月3日(木・祝)13時~15時30分 流鏑馬神事(やぶさめしんじ)

 葵祭の前儀で、祭の露払いとして、古くから行われて来た神事。馬を馳せながら鏑矢(かぶらや)を射ます。狩装束の射手が馬上の妙技を披露。

歩射神事

5月5日(土・祝)11時~ 歩射神事(ぶしゃしんじ)

 宮中古式による葵祭の露払いの前儀。弦(つる)の音で邪鬼を祓う神事。鏑矢(かぶらや)で悪鬼を祓い、大的を射る神事や数々の弓矢の神事を奉納し、葵祭の無事を祈ります。

御蔭祭

5月12日(土)9時30分~ 御蔭祭(みかげまつり)

 比叡山山麓の御蔭山より神霊を神馬に遷して迎える神事。古代の信仰形態を今に伝えています。新緑の糺(ただす)の森では、「切芝神事」が厳かに繰り広げられ、6人の舞人(まいびど)が神馬に向かって優美な舞楽の「東游(あずまあそび)」を奉奏します。