方丈の庵跡

内容概要

方丈石は、この下の巨石と言われている。ここは、鴨長明が方一丈(3メートル余り)の小庵を営み、「方丈記」を著わした場所と伝えられている。下鴨神社摂社の禰宜の二男の長明は、社司を志す傍ら琵琶や和歌を学んだ。彼は宮廷歌人として活躍したが、社司の継承に失意し元久元年(1204)出家し、洛北大原に隠棲して4年を過ごし、建暦元年(1211)日野に移り草庵を結び、鎌倉文化発展の序曲と言われる「方丈記」を著わし、建保4年(1216)6月8日没した。

【正式名称】
方丈の庵跡(ほうじょうのあんあと)
【住所】
伏見区醍醐日野
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交通案内 市バス 日野

関連情報

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