生活の知恵がぎっしりつまった京町家、京ことばの響き、舞妓さんとすれ違う花街、
町を彩る季節の着物など、京都らしさを発見できるかもしれません。

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「芸妓」と「舞妓」の違い

「芸妓」は京都以外の地域にもいますが「舞妓」は京都特有です。もっとも「芸妓」という言葉自体は京都独特の表現で、ほかの地域では一般に「芸者」と呼びます。これは「芸妓」という言葉に芸と教養の双方を備えた洗練された女性という意味合いを持たせているのだと思います。また一方で「妓」には「力を持って人に尽くす」という意味があるともいわれます。お客さんに元気を与え、何度も足を運んでくれるように、芸と人格の双方を日夜磨いているのです。また舞妓はその芸妓になるための最初のステップであり、特に舞を主な芸として接客にあたることから、そう呼ばれているのでしょう。もちろん舞妓の時代から、長唄や三味線、茶道や華道などの数々の芸事にも日夜励んでいます。現在では通常、中学を卒業して、舞妓で2、3年から5、6年その後芸妓として極めていくというのが一般的ですが、中には舞妓から入らずに、いきなり芸妓になるというパターンもあります。舞妓の年齢は若く通常は20歳前後ですが、芸妓に年齢制限は無く、また定年もなく、80歳代の現役の芸妓もいます。

舞妓(左)・芸妓(右)

著者紹介

小嶋一郎

京都産業大学日本文化研究所上席特別客員研究員。京都検定1級初代合格者。
京都の文化財や文化などをPRする「宣京師」として講演・執筆活動中。
著書に『もっと京都がわかる250問』(淡交社刊)ほか。

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