観光ルート:山科四ノ宮界隈(やましなしのみやかいわい)

内容概要

古い町並に溶け込むように六角堂が見える。京の六地蔵の一つ、山科地蔵を祀る徳林庵だ。子供を守り、大地を守るという地蔵菩薩のお顔は、優しげで温かい。裏には琵琶の祖人康親王墓があり蝉丸塔の名で親しまれている。民家を過ぎると、諸羽神社の石の鳥居から参道が延びている。深閑とした境内は、朱ぬりの本堂が緑にはえて美しい。更に山深く入ると、石段が連なる毘沙門堂へ着く。仁王門をくぐると、山に囲まれた境内が広がる。本堂では1200年の歴史を語る寺宝も見ることができ、必ず立ち寄ってみたい。更に奥へ進むと、渓流の涼しげな音が聞こえてくる。その川岸に山科聖天がある。先の毘沙門堂の塔頭であり、双林院とも呼ばれる。不動堂には護摩焚きのための煙出しの屋根が設けられており、白い煙が山あいの空へ消えていった。そしてその奥に後山階陵がある。細い道の小川を越えた所に石碑があり、その奥に静かに御陵がたたずんでいた。奴茶屋までは、疏水沿いの道を選ぶ。かつては名刹といわれた藤原順子ゆかりの安祥寺も今は固く門を閉ざしており、うっそうとした樹木の間から朽ちた本堂が見える。明治天皇も御休憩されたという奴茶屋で、旧東海道として栄えた当時を懐しみ、このコースを締めくくる。

観光ルート路線リスト

徒歩10分

徒歩10分

徒歩20分

毘沙門堂門跡

徒歩5分

山科聖天

徒歩5分

徒歩40分

徒歩 分