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第46回 京の冬の旅【非公開文化財特別公開~秘められた京の美をたずねて~】

京の冬の旅 トップページ

平成24年1月7日(土)~3月18日(日)
※相国寺法堂・開山堂は、平成24年1月11日(水)からの公開となります。
※東福寺三門、東福寺龍吟庵は、平成24年1月14日(土)~2月29日(水)の公開となります。

【時間】
10:00~16:00(受付終了)
※東寺五重塔・東寺観智院は9:00~16:00(受付終了)
※泉涌寺雲龍院は10:00~16:30(受付終了)
【料金】
1ヵ所 大人 600円(いずれも団体割引あり)
※東寺五重塔(通常公開部分含む)は800円

法要等、都合により拝観できない日や時間帯が生じる場合があります。
最新の情報は京都市観光協会ホームページで随時更新 http://www.kyokanko.or.jp/huyu2011/oshirase.html

下のメニュー画像をクリックで開閉します。

相国寺 法堂・開山堂

足利三代将軍義満が創建した臨済宗相国寺派大本山。法堂(重文)は、慶長10年(1605)に豊臣秀頼が再建した日本最古の法堂。狩野光信筆の巨大な天井画「蟠龍図」は、堂内で手を打つ反響音が龍の鳴き声のように聞こえ、通称「鳴き龍」として知られる。「龍淵水の庭」をのぞむ開山堂は、江戸時代に桃園天皇の皇后・恭礼門院の黒御殿を移築したもので、堂内に開山・夢窓国師像を祀り、円山応挙筆と伝わる愛らしい小犬の杉戸絵が残る。

京都駅から地下鉄烏丸線「今出川」下車、徒歩約5分

相国寺 大光明寺

伏見宮家や足利九代将軍義尚の菩提所として知られる相国寺の塔頭寺院。本尊・普賢菩薩像は、平成24年の干支「辰」年の守り本尊で、福をもたらし命を延ばすとして信仰を集める。普賢菩薩の道場とされる山の名にちなんだ「峨眉山の庭」と、石組が「心」の字を形どる「心字の庭」の、二つの枯山水庭園が美しい。今回は、相国寺の僧と親交のあった江戸期の画家・伊藤若冲筆の絵画や、足利家ゆかりの寺宝などが特別展示される。

京都駅から地下鉄烏丸線「今出川」下車、徒歩約5分

長楽寺

円山公園奥の山腹に建つ長楽寺は、伝教大師最澄が創建した天台宗寺院で、後に時宗に改められた。時宗の祖・一遍上人像(重文)など慶派仏師の作と伝わる肖像彫刻や、伝相阿弥作の緑深い書院庭園が残る。また、平清盛の娘・建礼門院徳子が出家した寺として知られ、境内には遺髪を納めた供養塔がある。今回は安徳天皇の衣で作った仏具「幡」、源氏の目をはばかり隠し伝えられた「建礼門院画像」や「安徳天皇画像」など寺宝を特別公開。

京都駅から市バス100・206系統で「祇園」下車、徒歩約10分
JR奈良線「東福寺」駅(乗換)、京阪電車「祇園四条」駅下車、徒歩約15分

長講堂

動乱の時代を生きた後白河法皇が、寿永2年(1183)に持仏堂として建立した寺。法皇の臨終仏であった荘厳な阿弥陀三尊像(重文)は仏師・院尊の作で、両脇侍が蓮台から片足を踏み下げた珍しい姿。また江戸期肖像彫刻の代表作で、毎年法皇忌にのみ公開される後白河法皇坐像(重文)が、この冬特別に開扉される。平清盛や源義経ほか様々な人物の名が記された『過去現在牒』、「後白河法皇御真影」(複製)など貴重な寺宝も特別展示。

京都駅から市バス4・17・205系統で「河原町正面」下車、徒歩約3分
JR奈良線「東福寺」駅(乗換)京阪電車「清水五条」駅下車、徒歩約7分

平等寺

通称「因幡薬師」で知られる古刹で、高倉天皇より「平等寺」の寺名が下賜された。創建当初から伝わる本尊・薬師如来立像(重文)は、藤原時代の一木造で、頭巾をかぶった印象的な姿。また、鎌倉時代の清凉寺式釈迦如来立像(重文)、優美な如意輪観音像(重文)、日光・月光菩薩、十二神将、不動明王像など諸尊を祀る。高倉天皇が寵愛した小督局の琴、蒔絵硯筥、小督の髪で作ったと伝わる「毛髪織込光明真言」など寺宝も特別展示。

京都駅から地下鉄烏丸線「四条」下車、5番出口から徒歩約3分

妙心寺  三門

臨済宗妙心寺派大本山で、46の塔頭寺院をもつ京都最大の禅寺。建武4年(1337)花園法皇が離宮を禅寺に改めたのが始まりである。約10万坪の境内に一直線に建ち並ぶ典型的な禅宗伽藍のなかでも、今回特別に公開される三門(重文)は、唯一鮮やかな朱塗りの建物。七堂伽藍を一望する楼上には、観音菩薩像や十六羅漢像が安置されており、天井には天女や飛龍、楽器などが色鮮やかに描かれ、柱や組物一面の絢爛たる彩色が美しい。

JR嵯峨野線「花園」駅下車、三門まで徒歩約5分
京都駅から市バス26系統で「妙心寺北門前」下車、三門まで徒歩約8分

妙心寺 隣華院

慶長4年(1599)、「賤ヶ岳の七本槍」で名高い武将・脇坂安治が創建した妙心寺の塔頭寺院で、桃山・江戸期の二人の絵師がてがけた見事な障壁画が残る。「水墨山水図」(重文)は長谷川等伯61歳の時の作で、金泥に墨一色で描かれた風格ある襖絵である。また「四季花鳥図」「西園雅集図」「紅葉図」は、禁裏御用絵師として活躍した京狩野の狩野永岳の代表作。金地極彩色の鮮やかな障壁画で、二百年前の濃密で華麗な色彩を今も留めている。

JR嵯峨野線「花園」駅下車、徒歩約10分
京都駅から市バス26系統で「妙心寺北門前」下車、徒歩すぐ

妙心寺 玉鳳院

花園法皇がこの地にあった離宮を禅寺に改めたのが妙心寺の起こりで、玉鳳院は法皇が伽藍の傍に建てた山内最古の塔頭寺院。狩野益信、永真筆の襖絵が彩る方丈の奥には、花園法皇像が安置される昭堂がある。開山堂「微笑庵」(重文)は、開山・関山慧玄を祀る山内最古の建物で、室町時代の見事な唐様建築。境内には枯山水庭園(史跡名勝)や井戸「風水泉」、豊臣秀吉の子・鶴松の霊屋「祥雲院殿」が残る。

JR嵯峨野線「花園」駅下車、徒歩約7分
京都駅から市バス26系統で「妙心寺北門前」下車、徒歩約10分

泉涌寺 雲龍院

応安5年(1372)、後光厳天皇によって創建された泉涌寺派別格本山。皇室と密接な関わりを持つ寺院で、皇室の位牌を祀る荘厳な霊明殿や、後土御門天皇の「御黒戸御殿」であった雅な趣の本堂「龍華殿」(重文)が建つ。本尊・薬師三尊像を祀る堂内では、平成22年10月に奉納された水墨画家・堂野夢酔筆の迫力ある襖絵「双龍風雷図」を特別公開。また、「星供」の九曜星本尊九体、「後小松天皇肖像画」などの寺宝も特別展示する。

京都駅から市バス208系統で「泉涌寺道」下車、徒歩約15分
JR奈良線「東福寺」駅下車、徒歩約20分

東福寺 三門

鎌倉時代に九条道家が創建した東福寺は、臨済宗東福寺派大本山。「伽藍面」と称されたかつての威容を偲ばせる中世の禅宗建築が今も残る。三門(国宝)は、室町時代再建の禅宗三門としては日本最古で最大の門。高さ約22メートル、大仏様・禅宗様・和様を組み合わせた造りで、市内一望の楼上には宝冠釈迦如来像や十六羅漢像を安置する。柱や梁には画僧・明兆(兆殿司)らによる宋・元風の彩色文様が施され、極彩色の天井画が残る。

京都駅から市バス208系統で「東福寺」下車、徒歩約10分
JR奈良線「東福寺」駅下車、徒歩約12分

東福寺 龍吟庵

東福寺の塔頭寺院で、東福寺第三世住持・大明国師(無関普門)の住居跡。方丈(国宝)は、室町初期に建てられた現存最古の貴重な禅宗方丈建築で、書院造と寝殿造の名残をとどめた優美な建物である。方丈を囲む枯山水庭園は、昭和の名作庭家・重森三玲が手がけており、中でも寺名にちなんだ西庭「龍の庭」は、龍が海中から黒雲に包まれ昇天する姿を石組で表現。また庫裡(重文)、表門(重文)など重厚感ある桃山時代の建築が残る。

京都駅から市バス208系統で「東福寺」下車、徒歩約12分
JR奈良線「東福寺」駅下車、徒歩約14分

東寺五重塔

世界遺産・東寺は、平安京造営時に国家鎮護のために創建され、のちに弘法大師空海に下賜された寺院で真言宗総本山。寛永21年(1644)徳川三代将軍家光が再建した五重塔(国宝)は、高さ約55メートルで国内最高の木造塔である。特別公開の初層内部は極彩色の文様で彩られ、大日如来に見立てた心柱を囲んで金剛界四仏が安置される。また金堂(国宝)、講堂(重文)など密教美術の宝庫といわれる貴重な文化財もあわせてご覧いただく。

京都駅から徒歩約15分
京都駅から市バス205系統で「東寺道」下車、徒歩約5分

東寺 観智院

別格本山の格式をもつ東寺の塔頭寺院。慶長10年(1605)再建の客殿(国宝)は、違棚や帳台構えを備えた武家風書院造で、剣豪・宮本武蔵筆と伝わる鋭い筆致の水墨画「鷲の図」「竹林図」が残る。「五大の庭」は、弘法大師の唐への船旅の故事にちなみ、石組で大陸や遣唐船などを表した庭園。また、鳥獣の背に乗る唐時代の本尊・五大虚空蔵菩薩像(重文)や、日本画家・浜田泰介筆の書院襖絵「四季の図」と茶室「楓泉観」なども拝観。

京都駅から徒歩約15分
京都駅から市バス205系統で「東寺道」下車、徒歩約5分

問合せ:京都市観光協会 075-752-0227 http://www.kyokanko.or.jp