祇園祭

平成30年71日(日) から 31日(火)

 コンコンチキチン、コンチキチン・・・と町中を包む祇園囃子。7月の京都は祇園祭一色です。「祇園祭」は八坂神社のお祭りで、日本三大祭のひとつ。その悠久の歴史、豪華さ、祭事が1 ヶ月にもわたる規模の大きさでも広く知られ、京の町衆の祭として発達してきました。日本の夏の祭りの代表ともいわれています。祭の始まりは、およそ1,100 年前、日本全国の国の数の矛66 本を立てて、疫病退散のために祇園御霊会を行ったのがはじまりと伝えられています。
 祭は7月1日の吉符入から31日の疫神社夏越祭まで続き、実に多彩な神事・行事が催されます。都大路・小路に山鉾が建ち始めると祇園囃子にも熱が入り、賑わいます。なかでもハイライトは山鉾巡行。平成26年(2014年)から約半世紀ぶりに17日と24日の2度の巡行が行われます。全33基の山鉾のうち29基は、重要有形民俗文化財に指定されていて、美しい綴織、絨毯、タペストリーなどの美術品で飾られた、まさに屋外移動美術館です。

祭事日程

17日に前祭巡行(23基の山鉾)、24日に後祭巡行(10基の山鉾・平成26年に49年ぶりの復興)と、巡行が2度行われます。
  • 1日~
  • 吉符入[各山鉾町]
  • - 神事始めの意味で、祭の打合せ等が行われます。会所内には鉾の御神体が祀られます。
  • 1 日
  • 長刀鉾町お千度[八坂神社 10時]
  • - 町内役員がその年に選ばれた長刀鉾の稚児と禿を伴い、八坂神社に参拝、神事の無事を祈ります。
  • 2 日
  • くじ取式[京都市役所 10時]
  • - 巡行の順番をくじを取って決める。
  • 山鉾連合会社参[八坂神社 11時30分]
  • - 八坂神社に祭礼の無事を祈願。
  • 10 日
  • お迎提灯[16時30分~21時]
  • - 神輿洗の神輿を迎えるために提灯を立てた行列が八坂神社より繰り出します。
     子供達が鷺踊や小町踊を披露。
  • 神輿洗式[四条大橋20時~ 20時30分]
  • - 八坂神社の神輿を四条大橋に運び、鴨川の水で清める儀式です。
  • 10 ~ 14日
  • 前祭 鉾建・山建
  • 12 ~ 13日
  • 前祭 山鉾曳初め
  • 13 日
  • 長刀鉾稚児社参[八坂神社 11時]
  • - 長刀鉾稚児が八坂神社に詣で、巡行の無事を祈願します。
  • 久世駒形稚児社参[八坂神社 14時]
  • - 洛南の久世から選ばれた駒形稚児の社参が行われます。
  • 14 ~ 16日
  • 前祭 宵山
  • - 祭の風情最高潮へ
  • 屏風祭
  • 15 日
  • 伝統芸能奉納[八坂神社能舞台 15時~18時]
  • 16 日
  • 献茶祭[八坂神社 9時]
  • - 表千家・裏千家家元が隔年での奉仕により行われ、拝服席及び副席・協賛席が設けられます。
  • 石見神楽[八坂神社 18時30分~(予定)]
  • 17 日
  • 前祭 山鉾巡行[四条烏丸(9時~)→ 河原町通 → 御池通]
  • 神幸祭[16時]
  • 神輿渡御出発式[八坂神社 → 四条御旅所 18時]
  • - 八坂神社の三基の神輿が氏子区内を御旅所まで巡行。「おみこっさん」として人々に
     人気があり賑わいます。
  • 17 ~ 23日
  • 無言参り[御旅所]
  • - 無言で7日7晩、御旅所に詣でると願いが叶うといわれています。
  • 18 ~ 21日
  • 後祭 鉾建・山建
  • 20 ~ 21日
  • 後祭 山鉾曳初め
  • 21 ~ 23日
  • 後祭 宵山
    屏風祭
  • 23 日
  • 煎茶献茶祭[八坂神社 9時]
  • - 在洛の煎茶道家元の奉仕により行われます。
  • 琵琶奉納[八坂神社 13時(予定)]
  • - 琵琶の奉納等が行われます。
  • 24 日
  • 後祭 山鉾巡行[烏丸御池(9時30分~)→ 河原町通 → 四条通]
  • 花傘巡行[八坂神社 → 京都市役所 → 八坂神社 10時~]
  • 還幸祭[四条御旅所 → 八坂神社 17時頃~]
  • - 神輿三基が四条の御旅所を出発。氏子区内を巡り、本社に還幸。
  • 25 日
  • 狂言奉納[八坂神社能舞台 11時(予定)]
  • - 茂山忠三郎社中により行われます。
  • 28 日
  • 神輿洗式[四条大橋 20時30分]
  • - 10日の神輿洗と同様に、神輿を清めた後、格納されます。
  • 29 日
  • 神事済奉告祭[八坂神社 16時]
  • - 祇園祭の終了を神前に奉告します。
  • 31 日
  • 疫神社夏越祭[疫神社(八坂神社内) 10時]
  • - 八坂神社境内の疫神社の鳥居に大茅輪が設けられ、これをくぐって厄を祓います。
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主な見どころ

前祭 宵山

前祭 宵山

[7月14日(土)~ 16日(月・祝)] 各山鉾町
夕刻から四条通などは歩行者天国となり、道路は人の波。各山鉾町では、山や鉾を豪華に飾り付け、駒形提灯に明かりがともされます。通りには屋台も連なり、笛や鉦で祇園囃子が奏でられ、「祇園祭」の風情は最高潮の時を迎えます。宵山の14 日頃だと比較的ゆっくりと日暮れのムードが味わえます。
長刀鉾・月鉾・函谷鉾など代表的な鉾の並ぶ四条通へは日暮れ前に訪れ、じっくりと観賞してみるのもいいでしょう。また、四条通と室町通が交差するあたりは「鉾の辻」と呼ばれ、四方向に鉾が見渡せるビューポイントです。ちまきや縁起物を求めると鉾にのぼることができるのは月鉾・菊水鉾などです。

歩行者天国 18時~23時(予定)

15・16日は四条通の八坂神社~堀川間が歩行者天国となります。内容は変更される場合があります。

後祭 宵山

[7月21日(土)~ 23日(月)]
駒形提灯が灯り、祇園囃子が鳴り響き、情緒あふれる美しい宵山風景が楽しめます。各町内が趣向を凝らした会所飾りもゆっくりご覧いただけます。23日には三条寺町から四条の御旅所まで、3基の囃子が「日和神楽」を奏でながらが練り歩きます。
屏風祭

屏風祭

[前祭:7月14日(土) ~ 16日(月・祝)/後祭:7月21日(土)~23日(月)]山鉾町有志の町家・お店
「屏風祭」とも言われる宵山。山鉾町の旧家では表の格子をはずして、秘蔵の屏風などを飾り付けた座敷を開放する「屏風飾り」が行われ、宵山の楽しみの一つです。新町、室町、六角通などを歩けば、思いもかけない所で屏風祭が見られ、期間中は、燈籠の灯りなどで演出された京町家の夜の情緒も楽しめます。
山鉾巡行

前祭 山鉾巡行

[7月17日(火)9時 巡行開始]
山鉾は午前9 時、四条烏丸を出発。巡行順を確認する「くじ改め」のあと、先頭をゆく長刀鉾(なぎなたほこ)の稚児が注連縄(しめなわ)を太刀で切り落とす「注連縄切り」で巡行の幕が上がります。五階建てのビルの高さほどもある山鉾が通りをゆく巡行は壮観で絢爛。豪快な「辻廻し」(方向転換)は河原町四条、河原町御池、御池新町にて行われます。
数々の見せ場をつくり、コンチキチンの祇園囃子が夏空に響き、山あり、鉾あり…と続き、眺めも壮観。豪華絢爛、動く「美術館」の一大ページェントが繰り広げられます。
※御池通には全席指定の有料観覧席が設けられます。

後祭 山鉾巡行

[7月24日(火)9時30分 巡行開始]
前祭とは巡行ルートを逆に烏丸御池を午前9時30分に出発し、寺町御池に設けられた有料観覧席あたりで、「くじ改め」を行います。「くじ取らず」の橋弁慶山を先頭に御池通、河原町通を経て、四条通を西へ向かい、平成26年に150年ぶりに復興した大船鉾が掉尾を飾ります。豪快な「辻廻し」は河原町御池、河原町四条で見学できます。花傘巡行が続くのも見どころです。

鉾建・山建

鉾建・山建

[前祭7月10日(火)~14日(土)/後祭7月18日(水)~21日(土)] 各山鉾町
この日から、鉾の組立が各鉾町で始まります。釘1本使わず、全て縄がらみの伝統技法で組み立てられるのは見事で、見ものの一つでもあります。

山鉾曳き初め

[前祭7月12日(木)・13日(金)/後祭7月20日(金)・21日(土)] 各山鉾町
山鉾の組立が完了すると、鉾は祇園囃子を奏でながら、町内の試し曳きが始まり、山も町内の人々によりかつがれます。一般の人も山鉾によっては自由に参加できます。
神幸祭・還幸祭

神幸祭・還幸祭

[7月17日(火)・24日(火)]
八坂神社・御旅所
17日に八坂神社の御神霊が遷された三基の神輿が、四条寺町の御旅所まで渡御します。18時頃、ご神宝捧持の行列を先頭に発輿。24日には神輿が八坂神社へと戻ります。21時頃から順次、神社へ到着した神輿は、舞殿を右回りに3周し、神輿を舞殿に上げ、御神霊遷しをします。

【八坂神社】市バス100・206「祇園」
TEL 075(561)6155

花傘巡行

花傘巡行

[7月24日(火)八坂神社10時~]
花傘は、山鉾の古い形態を現代に再現したものです。傘鉾・馬長稚児・児武者をはじめ、二つの花街の芸妓舞妓、六斎、祇園囃子の曳山など総勢千人の行列が京の町を練り歩きます。

巡行順路

 祇園石段下(八坂神社)→寺町通→御池通→河原町通→四条通→八坂神社
【八坂神社】市バス100・206「祇園」
TEL 075(561)6155
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放下鉾

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放下鉾

houkahoko

前祭・くじとらず21番

鉾頭の日、月、星が州浜の形の鉾ではカラクリの稚児人形が人気です。

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山鉾を見学しよう

山鉾巡行マップ / 山鉾配置マップ / 山鉾一覧

祭りを楽しむコツはそれぞれの山や鉾にまつわる謂れやエピソードをあらかじめ知っておくこと。
宵山にお目当ての山や鉾を訪ねるにはその通り名を知っておくと便利です。

山鉾巡行
マップ

山鉾配置
マップ

山鉾
一覧


前祭巡行 717日(火)


前祭巡行マップ

前祭:山鉾巡行順番

巡行順番は、決定しましたら掲載致します。

後祭巡行 724日(火)


後祭巡行マップ

後祭:山鉾巡行順番

巡行順番は、決定しましたら掲載致します。

前祭巡行 717日(火)


前祭マップ

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長刀鉾


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函谷鉾


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菊水鉾


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月鉾


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鶏鉾



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放下鉾


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岩戸山


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船鉾


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山伏山


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孟宗山



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太子山


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郭巨山


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保昌山


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油天神山


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四条傘鉾



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蟷螂山


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伯牙山


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木賊山


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霰天神山


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白楽天山



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芦刈山


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占出山


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綾傘鉾



後祭巡行 724日(火)


後祭マップ

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北観音山


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橋弁慶山


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鯉山



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鈴鹿山


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黒主山


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浄妙山


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大船鉾



-ほこ-

真木をもとに作られ稚児や囃子方を乗せる。
頂上にはそれぞれの装飾をもつ。
鉾

長刀鉾

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長刀鉾


函谷鉾

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函谷鉾


菊水鉾

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菊水鉾


月鉾

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月鉾



鶏鉾

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鶏鉾


放下鉾

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放下鉾


船鉾

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船鉾


大船鉾

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大船鉾



傘鉾

−かさほこ−

稚児や囃子方を有し傘と一体となって歩く。
人が担いで巡行する。
傘鉾

四条傘鉾

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四条傘鉾


綾傘鉾

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綾傘鉾



曳山

−ひきやま−

松の木を飾り、囃子方を乗せて巡行する。
鉾と作りは似ている。
曳山

岩戸山

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岩戸山


北観音山

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北観音山


南観音山

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南観音山



舁山

−かきやま−

4つの中で最も数が多く、人が担いで巡行する。
松の木が飾られている。
舁山

山伏山

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山伏山


孟宗山

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孟宗山


太子山

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太子山


郭巨山

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郭巨山



保昌山

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保昌山


油天神山

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油天神山


蟷螂山

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蟷螂山


伯牙山

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伯牙山



木賊山

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木賊山


霰天神山

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霰天神山


白楽天山

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白楽天山


芦刈山

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芦刈山



占出山

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占出山


橋弁慶山

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橋弁慶山


役行者山

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役行者山


鯉山

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鯉山



八幡山

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八幡山


鈴鹿山

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鈴鹿山


黒主山

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黒主山


浄妙山

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浄妙山



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有料観覧席のご案内

祇園祭“有料観覧席” 販売開始のお知らせ

販売開始:平成30年6月5日(火)
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日本三大祭のひとつ、祇園祭。
祭りのハイライト、豪華絢爛な山鉾巡行をゆっくりとご覧いただける有料観覧席のチケットを販売します。

前祭巡行717日(火)

<開催期日>

平成30年7月17日(火)

<料 金>

1席 3,180円(全席指定)

<観覧席設置場所>

御池通
パンフレット・
日除け帽子付

後祭巡行724日(火)

<開催期日>

平成30年7月24日(火)

<料 金>

1席 3,180円(全席指定)

<観覧席設置場所>

御池通
パンフレット・
日除け帽子付

販売箇所(店頭販売)

  • ・ローソン・ミニストップ
  • ・セブン- イレブン、サークルK サンクス、
     ぴあ、ファミリーマート(発券手数料要)
  • ・JTB、近畿日本ツーリスト、
     日本旅行の各支店(一部店舗除く)、
     京都市河原町三条観光情報コーナー
     (京都朝日会館1F)
  • ・京都総合観光案内所「京なび」(JR京都駅2F)

販売箇所(インターネット販売)

お問い合わせ

  • 京都市観光協会/ TEL 075-213-1717
    (ご対応時間:10時~18時)

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