いにしえの姿のままに 葵祭 平成29年5月15日(月) 雨天順延

 平安時代の女流文学『源氏物語』や『枕草子』にも登場した葵祭(賀茂祭)は、上賀茂神社と下鴨神社の例祭で、優雅な王朝風俗の行列で知られています。その昔、6世紀半ばに起こった飢饉をきっかけに欽明天皇によって始められました。祭の名は、御所車、勅使、供奉者の衣冠など、全てを葵の葉で飾ったことに由来します。
 祭の見どころは、天皇からの使者・勅使が上賀茂、下鴨の両神社に参向する道中の「路頭の儀」。近衛使(勅使代)をはじめ検非違使、内蔵使、山城使、牛車、風流傘、斎王代など、平安貴族そのままの姿で列をなし、王朝絵巻さながらに行われ、祇園祭、時代祭とともに京の三大祭に数えられています。

行列のあらまし

祭の行列は5つあり、勅使列(本列)と斎王代列(女人列)の、大きく2つに分かれています。

勅使列(本列)

乗尻(のりじり)
警護の列

風流傘(ふりゅうがさ)
天皇からのお供え物の列 勅使列 勅使のお供の列

斎王代列(女人列/にょにんれつ)

斎王代(さいおうだい)
斎王代列

騎女(むなのりおんな)
斎王代列

巡行図

巡行図
葵

有料観覧席

4月4日(火)より販売開始
料金/1席2,050円
店頭販売
○ローソン・ミニストップ ○セブンイレブン、サークルKサンクス、ファミリーマート、ぴあ(発券手数料要) ○JTB ○近畿日本ツーリスト(一部店舗のぞく) ○日本旅行
○京都総合観光案内所「京なび」(JR京都駅2F) ○京都市河原町三条観光情報コーナー(京都朝日会館1F)
インターネット販売
○旅の発見ティーゲート(配送料要) ○チケ探(発券手数料要)
○楽天チケット(発券手数料要)

英語解説付き観覧席

料金/1席3,500円
販売
英語解説付き観覧席の販売箇所は上記、通常の観覧席の販売場所とは異なります。
詳細は京都市観光協会HPにてご確認ください。
お問合せ/京都市観光協会  電話 075-213-1717(9時〜17時)
葵祭HP  https://www.kyokanko.or.jp/aoi/
葵

葵祭の前儀

上賀茂神社と下鴨神社にてさまざまな祭儀が 執り行われます。

賀茂競馬足汰式

  • 5月1日(月) 13時頃
  • 上賀茂神社
  • 075-781-0011

賀茂競馬足汰式
5日の賀茂競馬に先立ち、馬の年齢、遅速を実際に見て、組合せを決定するものです。烏帽子に浄衣の装束で騎乗し、本格的に馬にムチを入れ試走する姿は迫力があります。
市バス4「上賀茂神社前」

流鏑馬神事

  • 5月3日(水・祝)  13時~15時30分
  • 下鴨神社
  • 075-781-0010

流鏑馬神事
葵祭の前儀で、祭の露払いとして、古くから行われて来た神事。馬を馳せながら鏑矢(かぶらや)を射ます。狩装束の射手が馬上の妙技を披露。
市バス205「下鴨神社前」

斎王代禊の儀

  • 5月4日(木・祝) 10時~
  • 下鴨神社(上賀茂神社、下鴨神社の両社が毎年交互に斎行)
  • 075-781-0010

斎王代禊の儀
行列の中心となるヒロインの斎王代には市内の未婚の女性が選ばれ、斎王代と女人たちが、身を清める儀式。雅楽が流れる中、十二単に小忌衣をつけた斎王代、女別当など50余名の女人列が進む様は雅な王朝絵巻を彷彿させます。
市バス205「下鴨神社前」

賀茂競馬

  • 5月5日(金・祝) 10時
  • 上賀茂神社
  • 075-781-0011

賀茂競馬
寛治7年(1093年)に宮中で行われていたものを、神社に奉納されて以来続いている神事です。競馬会の儀が13時から行われ、境内の馬場で速さを競う左右の馬の競駈(きょうち)は14時頃より始まります。その壮観な様子は、『徒然草』等にも書かれました。賀茂競馬は現在、京都市登録無形民俗文化財に登録されています。
市バス4「上賀茂神社前」

歩射神事

  • 5月5日(金・祝) 11時~
  • 下鴨神社
  • 075-781-0010

歩射神事
宮中古式による葵祭の露払いの前儀。弦(つる)の音で邪鬼を祓う神事。鏑矢(かぶらや)で悪鬼を祓い、大的を射る神事や数々の弓矢の神事を奉納し、葵祭の無事を祈ります。
市バス205「下鴨神社前」

御蔭祭

  • 5月12日(金) 9時30分~
  • 下鴨神社
  • 075-781-0010

御蔭祭
比叡山山麓の御蔭山より神霊を神馬に遷して迎える神事。古代の信仰形態を今に伝えています。新緑の糺(ただす)の森では、「切芝神事」が厳かに繰り広げられ、6人の舞人(まいびと)が神馬に向かって優美な舞楽の「東游(あずまあそび)」を奉奏します。
市バス205「下鴨神社前」

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