小野小町

内容概要

平安前期の女流歌人。六歌仙の一人。小野篁の孫など諸説あり、美貌の歌人とされる。歌は『古今集』など多くの勅撰集に入る。伝説により謡曲、歌舞伎のテーマとなる。深草少将の百夜通いの伝説もよく知られる。山科区、随心院の文塚、左京区の小町寺(補陀洛寺)の小町姿見の井戸など伝説や遺跡が多い。生没年不詳

【正式名称】
小野小町(おののこまち)

関連情報

小野篁 平安初期の官僚で学者・文人。『令義解』選修に参画。遣唐副使に任命されたが、病気と称して乗船しなかったために隠岐島に配流。のちに、参議に栄進。漢詩、和歌にすぐれ『和漢朗詠集』など...
随心院 991年(正暦2年)の創建。本堂には、本尊如意輪観音坐像、定朝様式の阿弥陀如来像(重文)、快慶作金剛薩た像(同)を安置。ここは小野小町邸跡といわれ、小町作と伝える文張地蔵や化粧井戸...
小町寺 小野小町終焉の地と伝える。959年(天徳3)の創建。小さな本堂に平安時代作の阿弥陀三尊像と並び小町老衰像を安置。境内に小町供養塔、なきがらから生えたというススキ、姿見の井戸などの遺...
姿見の井 京の名水として各地にある伝説の水。現存するのは伏見区・欣浄寺の深草少将姿見の井(池も)、左京区静市・補陀洛寺の小野小町姿見の井など。ほかに平景清姿見の井(東山区)、義経姿見の井...