法性寺(駒札)

内容概要

 大悲山一音院(だいひざんいっとんいん)法性寺と号する浄土宗西山派の尼寺である。  当地は、延長三年(924)、藤原忠平(ただひら)が公家恒例被行脚読経の寺として建立した寺院(旧法性寺)があった所である。旧法性寺は、創建後も藤原家の氏寺として栄え、藤原忠通(ただみち)(法性寺入道)の時には、広大な寺域に大伽藍を構え、京洛二一ケ寺の一刹に数えられていた。しかし、以後の兵火により、堂宇は悉く焼失してしまった。  当寺は、明治維新以後、旧名を継いで再建されたもので、本堂に安置する千手観世音菩薩像(国宝)は、旧法性寺の潅頂堂(かんちょうどう)の本尊と伝えられ、「厄除観世音」の名で知られている。東山区本町16丁目

【正式名称】
法性寺
【住所】
本町16丁目307
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周辺情報

芬陀院(雪舟寺)  元亨年間(1321~1323)に時の関白一條内経(うちつね)公が定山祖禅和尚(東福寺開山聖一(しょういち)国師の法孫)を開山にむかえて創立した。

 水墨画などで有名な雪舟等楊...
宝樹寺  清涼山に号する浄土宗西山禅林寺派の寺である。

 むかし、この地の北辺に一ノ橋と呼ばれる橋が架かっていたことから橋詰堂とも呼ばれていたと伝えられている。宝永3年(1706)僧聖...
夢の浮橋跡  かつて、この地に夢の浮橋が架かっていた。この橋は、四条天皇をはじめ、歴代の天皇、后妃等の墓所が多い泉涌寺(せんにゅうじ)に詣でる本道に架けられた橋であり、古くから大路(おおじ)橋(...
勝林寺 東福寺の塔頭で、天文十九年(一五五〇)に第二百五世住持・高岳令松によって創建された。仏法と北方を守護する毘沙門天を祀ることから「東福寺の毘沙門天」と呼ばれている。 もと、海蔵院と...
退耕庵  臨済宗東福寺の塔頭寺院である。貞和2年(1346)東福寺第43世住持性海霊見(しょうかいれいけん)によって創建され、応仁の乱の災火により一時荒廃したが、慶長4年(1599)安...
天得院  万松山(ばんしょうざん)と号し、臨済宗東福寺派に属する。  南北朝時代の正平年間(1346~70)東福寺第30世住持無夢一清(むむいっせい)禅師が開創した。その後、年と共に寺...
同聚院  臨済宗東福寺派に属し、東福寺塔頭(たっちゅう)の一つである。  東福寺の寺地一帯は、平安時代中期・延長2年(924)頃に藤原忠平が法性寺(ほっしょうじ)を建立した所で、寛弘3...
東福寺  恵日山(えにちざん)と号し、臨済宗東福寺派の大本山である。藤原道家が嘉禎(かてい)2年(1236)東大寺、興福寺と並ぶ大寺の建立を発願して東福寺と名付け、禅僧円爾弁円(えんに...
光明院 東福寺塔頭。1391年(明徳2)金山明昶の開創。方丈前の庭園は波心の庭。池泉式の枯山水で、州浜型の枯池に三尊石組を配し、背後にサツキやツツジを雲紋になぞらえて刈り込み、雲の上に茶亭蘿...
涅槃会 3月14日~16日、東福寺、泉涌寺ほか各寺院。涅槃会は釈迦の遺徳を慕って営まれる法要。釈迦の入滅を伝える涅槃図をかけ、あられもちや豆などを供える習わしがある。法要にあわせ、東福寺では...
退耕庵 東福寺塔頭。1346年(貞和2)の創建。応仁の乱で衰微したが、慶長年間(1596-1615)に安国寺恵瓊(えけい)が再興(現在ある客殿はこの時の建築である。関ヶ原の役の前年の造営)。小野小町...
同聚院 東福寺塔頭。開山は東福寺第129世琴江令薫。本尊不動明王坐像(重文)は、1006年(寛弘3)藤原道長が旧法性寺に建立した五大堂の中尊と伝える。他の4明王は散逸し、この像だけが残ったのは火...
芬陀院 東福寺塔頭。雪舟作と伝える鶴亀の庭があるところから雪舟寺で知られる。元享年間(1321-24)に関白一条内経が創建。庭園は禅院式枯山水。‘茶関白’一条恵観ゆかりの茶室図南亭が有り、遺愛の...
東福寺 臨済宗東福寺派の本山。摂政九條道家が聖一国師を開山として菩提寺建立を発願、1236(嘉禎2)年4月2日(鎌倉時代)より19年の歳月をかけて1255年(建長7)に七堂伽藍を完成した。京都五...
霊雲院 東福寺塔頭。1390年(明徳1)岐陽方秀が開創。寛永年間(1624-44)に住持の湘雪守げんに帰依した熊本藩主細川忠利・光尚父子から、遺愛石と銘づけた須弥台と石船を贈られた。古今、名石の誉...
天得院 臨済宗東福寺の塔頭。正平年間(1346~70)東福寺第30世住持、無夢一清禅師が開創。慶長19年(1614)に文英清韓(ぶんえいせいかん)長老が住菴となった。清韓は、豊臣秀頼の請に応じ方広寺...
桔梗を愛でる特別拝観 桔梗の開花に合わせて公開される。本堂前庭は、杉苔に覆われた枯山水の庭で、白や青の花を咲かせる二重の桔梗が見事である。期間中は精進料理が食べられる(要予約)。市バス/東福寺、徒歩8...
即宗院 臨済宗東福寺派、大本山東福寺塔頭。嘉慶元年(1387)九州薩摩藩島津氏久公が、剛中玄柔禅師(東福寺第54世住持)を開山として建立。薩摩藩の菩提寺で氏久公の法名「齢岳玄久即宗院」から寺...
龍吟庵 臨済宗東福寺塔頭。1291年(正応4)東福寺三世大明国師無関普門(南禅寺開山)の住房跡で、多くの文化財を有する。本尊宝冠釈迦如来。国宝方丈・庭園(重森三玲作庭)・特別公開時のみ。開山...
夢の浮橋跡 昔は泉涌寺の参詣道として一ノ橋川に架かっていた橋で、橋名は「源氏物語」宇治十帖「夢の浮橋」のたとえから。昔は破損しても改修せず別名落橋とも。「夢の浮橋」とは実にやさしく優美な名...
光明院庭園 光明院の庭の直線や斜線の配石が創意された三尊石組は、鉤形の配置の本堂と書院の双方から鑑賞できる位置にある。重森三玲の設計。(※作庭当初あった皐月が現在あるかどうか不明)
天得院庭園 天得院の庭園は、築地塀に囲まれた枯山水。庭一面を覆う苔の大海に皐月の刈込と自然石が島のように点在し桔梗が風にそよぐ。華頭窓からの眺めも良し。桃山時代作。桔梗6月中旬~7月上旬。...
東福寺方丈庭園 東福寺本坊の庭園は、重森三玲の作庭による4つの枯山水。「八相の庭」と命名されている。力強い石組の南庭、白砂と刈込の市松模様の西庭、苔と石の市松模様の北庭、北斗七星の東庭。意匠は...
芬陀院(雪舟寺)庭園 芬陀院(雪舟寺)の庭園は、画聖雪舟作といわれ、一面の苔と流れるような白砂が美しい枯山水。参道には椿の生垣。亀島の中心石には面白い伝説が残る。
霊雲院庭園 霊雲院の庭園は、重森三玲修復の枯山水。書院西庭と湘雪和尚ゆかりの遺愛石が置かれた庭。須弥山や枯滝石組は江戸初期の手法。重森三玲氏の手で復元され遺愛石を置いた九山八海の庭と臥雲の...
桔梗を愛でる特別拝観 書院前庭は桃山期の作庭。びっしりと杉苔に覆われた枯山水の庭に紫や白、八重の桔梗が美しく咲きます。