勝林寺(駒札)

内容概要

東福寺の塔頭で、天文十九年(一五五〇)に第二百五世住持・高岳令松によって創建された。仏法と北方を守護する毘沙門天を祀ることから「東福寺の毘沙門天」と呼ばれている。 もと、海蔵院という寺の鬼門に当たった事からその鎮守とされ、やがて東福寺一山の鎮守として祀られるに至った。 本堂は大壇那であった近衛家の大玄関を移して建立され、境内には一切経を埋めた石塔が建てられている。 毘沙門堂に安置する毘沙門天立像は、高さ百四十五・七センチメートルの等身大に近い一木造の像で、左手に宝塔、右手に三叉戟をもった憤怒相、作は平安時代十世紀後半頃に遡ると言われている。長く東福寺仏殿の天井裏にひそかに安置されていたが、江戸時代に開山・高岳令松の霊告により発見され、勝林寺の本尊として祀られたという。 脇侍の吉祥天像、善膩師童子像はともに江戸時代の作で、衣の色彩も鮮やかに残っている。

【正式名称】
勝林寺
【住所】
本町15丁目795(東福寺内)
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周辺情報

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芬陀院(雪舟寺)  元亨年間(1321~1323)に時の関白一條内経(うちつね)公が定山祖禅和尚(東福寺開山聖一(しょういち)国師の法孫)を開山にむかえて創立した。

 水墨画などで有名な雪舟等楊...
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同聚院  臨済宗東福寺派に属し、東福寺塔頭(たっちゅう)の一つである。  東福寺の寺地一帯は、平安時代中期・延長2年(924)頃に藤原忠平が法性寺(ほっしょうじ)を建立した所で、寛弘3...
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泉涌寺  泉山と号する真言宗泉涌寺派の総本山である。  寺伝によれば、当地には天長年間(824~833)に、弘法大師によって建立された法輪寺(後に仙遊寺と改称)があったが、建保6年(1...
新熊野神社 平安後期、熊野詣盛んな頃、後白河上皇が平清盛に命じ、熊野の神をここに勧請するため、熊野より土砂材木等を運び社域を築き社殿を造営、神域に那智の浜の青白の小石を敷き霊地熊野を再現し...
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桔梗を愛でる特別拝観 桔梗の開花に合わせて公開される。本堂前庭は、杉苔に覆われた枯山水の庭で、白や青の花を咲かせる二重の桔梗が見事である。期間中は精進料理が食べられる(要予約)。市バス/東福寺、徒歩8...
即宗院 臨済宗東福寺派、大本山東福寺塔頭。嘉慶元年(1387)九州薩摩藩島津氏久公が、剛中玄柔禅師(東福寺第54世住持)を開山として建立。薩摩藩の菩提寺で氏久公の法名「齢岳玄久即宗院」から寺...
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那須与市の墓 東山区、泉涌寺塔頭・即成院の境内にある。1185年(文治1)屋島の戦で扇の的を射落とし、那須与市宗高は名をあげたが、出陣の途中病気になり伏見の即成院に平癒を祈願し武勲をたてたことが忘...
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霊雲院庭園 霊雲院の庭園は、重森三玲修復の枯山水。書院西庭と湘雪和尚ゆかりの遺愛石が置かれた庭。須弥山や枯滝石組は江戸初期の手法。重森三玲氏の手で復元され遺愛石を置いた九山八海の庭と臥雲の...
京都青窯会会館 ・展示-青窯会会員の窯元が制作した陶芸品を展示、販売。・体験-陶芸絵付け(湯呑1,080円・小皿870円、マグカップ1,300円、抹茶碗1,300円)    手びねり(3,240円)午前11時~午後3時3...
小嶋商店 提灯もまた京都の伝統工芸のひとつに数えられる。閑静な住宅街の一角にある小嶋商店。中に入ると、職人さんが提灯を作っている様子も見られる。ここではまずビデオで提灯作りの工程などを勉...
京都・東福寺 日本最大&最古の坐禅道場で、心のデトックス。
【ぐるたび限定/特別夜坐体験プラン】
東福寺「禅堂」にて、旅行先のアクティビティ検索・予約サイト『ぐるたび』限定「特別夜坐体験プラン」を実施します。

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